黒酢と他のお酢は何が違うのか？簡単に説明します。

健康・ダイエット効果があると言われている黒酢ですが、摂取するのは普通のお酢じゃだめなの？

と思う方がいらっしゃると思います。私も当初、普通に市販されているお酢じゃなきゃダメなのか？と思っていました。黒酢は普通のお酢に比べて、お値段がちょっと高いので抵抗がありました。

そこで、黒酢と他のお酢は何が違うのか？簡単に説明します。

まず、黒酢と他のお酢は用いる材料が異なっています。例えば、一般的に使用される穀物酢の米酢は、その名の通り「お米」が主成分になります。

米酢は、稲の実から殻・糠・胚芽を取り除いた「精米」に、水と麹（こうじ）菌・酵母菌を加えて、アルコール発酵させることで作られており、酢酸・クエン酸をはじめとする有機酸、アミノ酸が豊富に含まれています。

効果としては、血行促進・疲労回復・生活習慣病の予防などが期待できます。一方、黒酢は、鹿児島県福山町が原産地で、玄米を原料とし、カメ壺を用いた伝統方法により醸造されます陶器の壺に玄米、水と麹菌を入れ、1～3年という長期間熟成させることで作り上げます。

黒酢には、酢酸・必須アミノ酸・非必須アミノ酸・ビタミン・ミネラルが含まれており、一般に、米酢より黒酢の方がそれぞれの栄養素の含有量が高くなっています。